診療科のご紹介
当院の下肢血管病・創傷ケアセンターが設立されて数年が経過しました、当初われわれが考えていたとおり、いえそれ以上に患者さんの病状は多彩で、病態は複雑なものとなってきています。
高齢者・独居・フレイルやサルコペニア・認知症などとともに、やはりメインの糖尿病や透析患者さんでの重症の下肢虚血・創治癒遅延の患者さんが多く、毎週水曜日に他職種のメンバーで治療方針を検討しています。
ご紹介いただく患者さんは下肢の切断を回避すべく治療に臨むのですが、病態次第では切断が免れない患者さんもいらっしゃいます。その場合でも、なるべく指レベルでの切断あるいは創処置で済むような方法を循環器内科、形成外科、腎臓内科、糖尿病・内分泌・代謝内科、栄養科、リハビリテーション科、ICTなどで頭を突き合わせて議論し、最善の治療を選択しております。
お困りの患者さんがいらっしゃいましたらどうぞご相談ください。