院長挨拶
地域と医療の未来をつなぐ 熊本中央病院 院長 那須 二郎

当院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

当院は昭和26年に国家公務員共済組合連合会を母体として開設され、本年4月で73年の歴史がある病院です。熊本上益城医療圏の中核病院として、安全で質の高い医療を提供し、地域の医療機関と連携しながら地域医療の充実に努めてまいりました。平成23年には「地域医療支援病院」、平成24年には「熊本県指定がん診療連携拠点病院」に認定され、今後も地域医療の発展に貢献してまいります。

本年は「2025年問題」により、高齢化の進行と医療・介護需要の増加が予測される重要な年です。当院もまた、高齢患者さんの増加や医療の複雑化など、地域の医療ニーズに対応していく責務があります。このような状況の中、熊本中央病院が地域にとって必要とされ続けるためには、「質の高い誠実な医療」を提供し続けることが不可欠です。この姿勢を貫くことが、地域の医療機関との信頼関係をより深め、地域医療を支える力となると確信しています。

職員一同とともに新しい技術や知識を積極的に学び、組織力とチーム医療を活かしながら、患者さんに安心と信頼をお届けできるよう努めてまいります。

私たち熊本中央病院は、これからも患者さん一人ひとりに寄り添い、地域とともに歩みながら、誰もが安心して暮らせる未来を築いていきます。

今後とも、皆さまの温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

2025年4月
院長 那須 二郎

波線