診療科のご案内

薬剤科

薬剤科の特徴

当院の薬剤科は薬剤師16名と事務員2名の構成で薬剤業務を行なっています。電子カルテシステムからのオーダリング、散剤監査、薬袋印字、薬剤情報提供などの部門システムなどを導入し、人為的なミスを起こさない為の体制を確立しています。

病棟においては、我々薬剤師が直接ベッドサイドに出向き、薬に関する説明を行なうと共に、薬の副作用や相互作用などをチェックしています。患者さんと直接お話することで、薬物治療への理解と信頼が高まっています。

近年、特に高度な医療が求められるがん治療においては、取り扱いが難しいとされる抗がん剤の管理や監査はもとより、投与時の混合調製を実施しています。また、測定可能な薬物で治療上必要な場合には血中濃度を測定・解析し、医師と協議の上治療計画の立案に寄与しています。

また、地域医療支援病院である当院の使命として、外来・入院患者さんの薬剤情報を地域の医療機関や保険薬局へ提供し、外来から入院、入院から外来へとシームレスで安全な薬物療法が継続して行えるよう地域連携にも積極的に取り組んでいます。

私たちは、今後も「薬ある所に薬剤師あり」をモットーに、医療チームの一員として薬物の安全性と有効性を監視し続けるとともに、患者さんの身近に存在する薬剤師を目指して参ります。