私たちの病院理念
- かかりつけ医を支援し、入院を中心とした急性期医療を提供することで病院本来の役割を果たしす。
- 患者さんを中心とした効果的で効率的な医療サービスを提供します。
- 医学及び医療技術の研鑽に努め、信頼される医療サービスを提供します。
当院の役割
熊本中央病院は『急性期病院』です。急性期病院とは地域の医療機関の医師(開業医など)によって、より詳しい検査や入院・手術などの専門的な医療が必要と判断された患者さんに対して適切な医療を提供することを目的とした病院です。
そのため、ほとんどの患者さんが『紹介状』をお持ちになる方です。紹介状にはそれまでの治療経過や使用している薬の内容などが書かれているため、紹介状をもとに適切な治療を行うことができます。
急性期の治療が終わって病状が安定したら回復期治療を専門とする病院や、紹介元の地域の医療機関の医師へご紹介します。
当院では講演会や勉強会を定期的に開催し、地域の先生方と連携をとり『病診連携(病院・診療所)、病病連携(病院・病院)』の推進に力を入れています。
患者さんの権利と責務
- 1.安全で質の高い医療を公平にうける権利があります
- 2.自分の医療について理解しやすい言葉と方法で十分な説明と情報を受ける権利があります
- 3.病院から説明と情報を得た上で、自らの意志で治療を受け、あるいは選択し、拒否する権利があります
- 4.自分の受けている医療に関する情報開示を求める権利があります
- 5.主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります
- 6.自分の診療記録や個人情報などプライバシーの保護を受ける権利があります
- 1.最善で適切な医療を受けるために、自分の健康状態に関する情報をできるだけ正確にお伝えください
- 2.十分な説明と情報を受け治療方針が決定したら、自らの健康状態を理解し主体的に治療にご協力ください
- 3.病院の規則を守り、病院の医療提供に支障を与えず、他の患者さんのご迷惑にならないようご協力ください
認定施設について
平成22年8月17日付で「熊本県指定がん診療連携拠点病院」に指定されました。
「熊本県指定がん診療連携拠点病院」は、我が国に多いがん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)またその他のがんについて集学的治療(手術、放射線治療および化学療法)並びに緩和ケアによる総合的な診療体制を有し、 県民に安心かつ適切ながん診療を提供できると認められた医療機関について指定されるものです。
その目的は、本県における診療連携体制の充実とがん診療の均てん化推進とされています。
当院ではこれまでもがん診療の充実に取り組んでまいりましたが、この度の指定を契機に今後も更に充実したがん医療が提供できるように努力してまいります。
当院は平成23年11月1日付で「地域医療支援病院」の承認を受けました。
「地域医療支援病院」とは、かかりつけ医等との適切な役割分担と連携を図り地域医療全体の充実を図ることを目的とした制度で、地域医療支援病院としての能力を備え、設備や診療機能に一定の要件を満たした地域医療の中核となる病院が承認されます。
地域の医療機関から紹介された患者さんへの医療提供、医療機器や病床の共同利用などを通して、地域の病院・診療所などを支援するという役割を担っています。
熊本中央病院ではこれまで地域の医療機関(かかりつけ医)からの紹介患者さんをより多く受け入れ、病状が安定した後はかかりつけ医で診療していただくなど地域の医療機関との連携強化に努めてまいりました。
今後も地域の医療機関と協力しながら、患者さんに最善の医療が提供できるように努めてまいります。
当院は臨床研修病院ですので、初期臨床研修医(医師免許取得後1〜2年目)がチームの一員として指導医とともに診断・治療に参加します。
ご理解の程、よろしくお願い致します。