診療科のご案内

呼吸器外科

呼吸器内科との連携で速やかな診断・治療を。

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外来担当医師表

診療科のご紹介

当院呼吸器外科の歴史は昭和35年から始まり、熊本の呼吸器外科の中心的な役割を担っています。これまでの手術総数は7,500例を超えています。呼吸器外科学会認定専門医が年間250〜300例の胸腔内疾患の外科治療を行っており、他県からも来院されています。

2024年1月からはダビンチXi (Intuitive Surgical®) を導入し、肺がんと縦隔腫瘍に対するロボット支援手術を開始しました。これまでよりさらに精度の高い、安全な手術を提供できるようになりました。
 自然気胸や急性膿胸、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍などさまざまな疾患を対象にした外科治療も行っています。
 病気による社会生活の中断となる入院期間をできるだけ短くするため、外来から入院へ無駄のないスムーズな連携と、手術の精度を含めた質の高い入院診療を提供できるように日々努力と工夫を重ねています。

呼吸器内科とは病棟だけではなく、症例の情報を共有して、診断、治療方針、呼吸器基礎疾患の管理、術後の治療まで常に意見交換や検討を重ねて、迅速な質の高い診療を行っています。心疾患や腎疾患、糖尿病などの基礎疾患を伴う症例や高齢の症例では専門他科との連携・協力をスムーズに行っています。また、意識統一された高いレベルの看護と呼吸器専門の理学療法により、十分な術前準備と充実した術後回復期診療を行っています。

主な対象疾患

肺がん

肺がん手術を開始した昭和57年からの症例数は3,500以上であり、2006年から常に年間100例以上の手術を行っています。2023年は134例の肺がん手術を行い、すべての症例が完全鏡視下手術(2〜3cmの切開創を3か所)でした。
 2024年からはロボット支援胸腔鏡下手術を開始し、さらに精度を上げて、安全で確実な手術を提供できようになりました。
  肺がんの手術の標準的な入院期間は約1週間で、順調な経過であれば術後3日で自宅に退院が可能です。

自然気胸

年間40~80例の手術を行っています。外来受診の当日に手術を行い翌日退院できる(一泊二日)場合もあります。手術は全身麻酔のもとで胸腔鏡下に手術側の側胸部窩(腋窩、ワキ)に長さ2cmほど、2か所の皮膚切開で、責任病変の処置(主に肺部分切除)のみならず好発部位の予防的処置(カバーリング)も併せて行い再発率の低減を得ています。カバーリングには可溶性、吸収性の人工合成繊維を使用(身体には残りません)し、生物学的製剤(フィブリン糊等)は通常使用しません。当院の手術後再発率は、全年齢で4.3%、29歳以下5.2%、20歳以下7.4%です。
 受験直前の発症など緊急避難的な治療が必要な際にも、外来で簡易胸腔ドレナージキット(ソラシックエッグ®)での治療が可能です。

急性膿胸

肺炎が進行して肺外に感染が波及するなどして、胸の中(胸腔)に胸水や膿が溜ったりすることで、呼吸苦や発熱が長引き次第に体力が消耗します。抗生物質での治療が主軸ですが、胸腔鏡下手術をタイミングよく行うことで、治療期間を劇的に短縮することができます。肺炎が進行して肺外に感染が波及するなどして、胸の中(胸腔)に胸水や膿が溜ったりすることで、呼吸苦や発熱が長引き次第に体力が消耗します。抗生物質での治療が主軸ですが、胸腔鏡下手術をタイミングよく行うことで、治療期間を劇的に短縮することができます。

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