
お知らせ
熊本地震発生後の当院の対応について
2016年07月05日
患者・一般
医療関係
この度の熊本地震により被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
当院におきましては、地震発生直後から患者さんの受け入れを行い
4月18日には通常診療を再開しております。
以下に地震後の当院の主な対応を記載します。
4月14日(木)
21:26 前震発生(マグニチュード6.5 最大震度7)
22:10 院内に災害対策本部を設置し、災害対応を開始
【病院の状況】
◆ 九州電力からの供給が停止したため、自家発電にて対応
◆ MRI装置1台、透析装置1台が故障
◆ 建物の壁面に亀裂、敷地内に段差が発生
◆ 受け入れ患者数 47名(前震発生~4月15日8:30)

軽症・中等症・重症に分かれて処置を実施

毎日2回全体ミーティングを実施
4月16日(土)
1:26 本震発生(マグニチュード7.3 最大震度7)
2:10 院内に災害対策本部を設置し、災害対応を開始
【病院の状況】
◆ 九州電力からの供給が停止したため、自家発電にて対応
◆ ガスの供給が停止したため、カセットコンロにて対応(患者食の調理に制限が発生)
◆ 断水のため貯水槽の水位が低下、濁りも発生し飲水不可に
◆ MRI装置が2台ともに使用不可に
◆ 患者さんだけでなく、自宅の倒壊を恐れた避難者が多数来院
◆ 受け入れ患者数 210名(本震発生~4月18日8:30)

院内は一時、200名を超える避難者で溢れました
4月18日(月) ◆ 通常診療を開始
◆ 幼稚園・保育園、小学校の休園・休校に伴い出勤が困難となる職員のため臨時託児所を開設

講堂前のスペースに机を並べて勉強する子供たち
4月20日(水) ◆ 九州の連合会4病院より支援看護師が到着(4月末まで延べ33名)

連合会病院より派遣された支援看護師のみなさん
4月21日(木) ◆ 医師および感染管理認定看護師を避難所に派遣(5/31まで複数回実施)
4月23日(土) ◆ 医師および糖尿病看護認定看護師を避難所に派遣(5/8まで複数回実施)

避難所での活動の様子