看護部長あいさつ
私たちは「あたたかみのある質の高い看護を提供します」という看護部理念のもと、医療チームの中で最も患者さんに近い存在として日々研鑽しています。急性期医療を担うための専門的なスキル習得はもちろんですが、「あたたかみ」という概念を含めた「看護の質」を大切にしています。
「あたたかみ」とは患者さんやご家族に対する心の温もりや人権を尊重する心です。当院では、人としての成長を含めた「自律した看護師」を育成したいと考えています。
1.自己のキャリアデザインを持つことができる人
キャリアデザインとは仕事だけでなくプライベートも含めた人生設計です。キャリアを自身で開拓できる志を期待しています。自分の人生や価値観を大切にできる人は、自分とは違う価値観や他者も大切できるのではないかと考えます。また、「人となり」も大切にしています。例えば、困っている人に「おたがいさま」と自然に声をかけそっと譲り合うといったこともその一つです。相手にしかわからないことをさりげなく行える「人となり」がセンス良く輝いて素敵ですね。
2.自分の役割を自覚して行動できる人
私たちは、熊本中央病院の職員として「自分が何をすべきか」を常に考え行動します。例えば、 「患者さんによりよい急性期看護を提供するため臨床実践能力を磨きたい」、「患者さんが地域で 安心して生活できるように、できる支援を一緒に考えたい」等です。病院では、職員が同じ「志」を 持ち医療を提供することに価値を置いています。
その結果、患者さんから「熊本中央病院に入院してよかった」、連携する医療機関から「熊本中央病院に紹介してよかった」と思っていただけることが私たちの喜びです。
私は看護部長として、「恕の心」をもった看護師を大切に育て理念を実現していきます。