お知らせ
<重要>入院中の患者様の新型コロナウイルス感染に関するお知らせ(第1報)
6月16日、当院に入院されている患者様1名が新型コロナウイルスに感染していることが判明し、同日以降、同じ病棟内の患者様およびスタッフ等の確認検査を行った結果、6月20日までに合計5名の入院患者さんから陽性反応が確認されました。
当院では、1人目の陽性確認以降、関連病棟の関係者(患者様、病棟従事者、検査・リハビリ等でスポット的に関わる部門の医療従事者など約200名)に対して確認検査を実施しましたが、現在のところ5名の患者様以外の方については全員陰性である旨の報告を受けています。また、潜伏期間等を踏まえ、少しでも接触の可能性を有すると思われる関係者については、今週中にも再検査の実施を予定しております。
今後の対応については、熊本市保健所の指導に基づき、感染への関わりが強い2病棟(最初に判明した病棟および転棟後の病棟)については6月末までの間における新入院の受入れならびに当該病棟の患者様に係る手術についても"やむを得ない場合"を除き、6月末まで見合わせることにいたしました。
なお、保健所との協議の結果、当該病棟以外の運営および外来診療につきましては、通常通りの運用となりますのでご承知おきください。(状況が変化した場合は、速やかに運用を見直す場合がありますので、ご了承願います。)
当院の方針としましては、今後、職員の健康確認、感染防御指導をこれまで以上に慎重に行う所存であり、また、従来から実施している入院患者様への面会禁止措置を継続するほか、玄関の開錠時刻の制限、院内消毒の徹底など感染対策の更なる強化にも努めて参ります。
患者の皆様ならびにご家族の皆様など当院をご利用になる全ての皆様に対して多大なご心配をおかけする事態を招き、心よりお詫びを申し上げます。
以上、第 1 報としてのご報告です。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2021年 6 月 21 日
国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院長
濱 田 泰 之