お知らせ
<重要>入院中の患者様の新型コロナウイルス感染に関するお知らせ (第2報)
当院で発生した新型コロナウイルス感染症の事案につきまして、第2報としてその後の経過をお知らせいたします。
6月20日までに入院患者様5名の陽性が確認された後、感染者と同一の病棟の入院患者様4名(うち、退院された患者様3名)の感染が確認されました。4名の方は、病室移動の経緯等から経過を慎重に見守ってきた皆様であり、新たな経路による感染ではないと考えられます。
また、当院では昨年の9月以降、行政の依頼に基づき「新型コロナウイルス感染症病棟」を運営し、これまでに250名を超える多くの感染者の皆様の受入れを行ってきたところです。今般の一連の感染の事案は「新型コロナウイルス感染症病棟」との関連は無いと判断しております。病院を運営するにあたり、従来から感染対策を徹底しつつ、地域への貢献を目指してきたところですが、当院をご利用になる患者の皆様や地域住民の皆様に多大なご心配をおかけする事態を招き、心よりお詫びを申し上げます。
現在の対応でございますが、感染が確認された2つの病棟については必要な期間、新入院の受入れならびに手術等の実施を見合わせることにしております。(外来診療ならびに2か所以外の7つの病棟(ICU・CCUを含む)につきましては、通常の病棟運営および手術等を行っております。)
また、少しでも感染者の方との関わりが疑われる関係者175名(患者様、職員など)を対象に、先週に引き続き2回目の確認検査を今週実施したところでございます。既に全ての検査結果が届いており、上記9名の患者様以外は全て陰性である旨の報告を受けています。
今後も徹底した職員の健康確認、感染防御指導を継続しながら、引き続き、面会者および玄関の開錠時刻の制限、院内消毒の徹底など感染対策の更なる強化に努め、早期の収束を目指してまいります。しばらくの間、当院をご利用いただく皆様にはご迷惑ならびにご心配をおかけしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
以上、第2報としてのご報告です。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2021年 6 月 25 日
国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院長
濱 田 泰 之