糖尿病の食事 〜ワンポイントアドバイス〜
糖尿病の食事は大きく分けて2つのポイントがあります。
おおよその目安としては体格指数(BMI)22〜25 程度となり、肥満を防ぐことが重要です。 肥満の状態では、インスリンの体の中での働きが悪くなり、血糖が上がりやすくなります。
糖質は、ご飯のようにゆっくり血糖を上げる「デンプン類」と素早く血糖を上げる「砂糖やブドウ糖など」に分けることができます。
主食になるご飯、めん、パン(菓子パン以外)はある程度、体のエネルギー源として食べる必要があります。これに対して、甘いものに含まれる砂糖のような糖分は極力控えます。
最近では糖質制限などの食事をされる方も増えていますが、極端な制限は控えて下さい。また、甘くても血糖上昇を起こしにくい甘味料もありますので、うまく利用して食事療法を長く続けて頂きたいと思います。
糖尿病と熱中症の関係
元々、肉類は魚に比べてエネルギーが多いものが多く、油で揚げることによって更にカロリーが上がります。たまにはお魚のメニューもとり入れましょう。
同じ食材でも揚げ物や炒め物の回数を見直してみましょう。
パンの種類の中でも、甘い菓子パンは砂糖を多く含み、食事というより間食(おやつ)の仲間に入るものがほとんどです。飲み物は甘いジュースには大量の糖分が含まれています。これに比べ、お茶や水にはほとんどの場合、糖質は含まれていません。牛乳も 1 日コップ 1 杯(200 mℓ程度)の目安で飲まれると良いでしょう。
毎日のお食事を少しずつ見直し、健康的な身体作りを心がけましょう。